第20回公開講座を開催 (2016.07.24)

2016年7月24日(日)、14:00よりふるさと文化館1F多目的会議室  にて、第20回公開講座「他人ごとではない地球温暖化」が開催されました。

講師は東京都環境研究所の市橋新氏(環境資源研究科主任研究員、都市地球・緑環境研究チーム長) および千葉大学園芸学研究科の加藤顕氏(緑地環境学コ-ス助教)のお二人です。

市橋氏からは、顕在化しつつある気候変動の影響、世界で頻発する自然災害。 東京の備えは大丈夫なのか? 我々はどう対応するべきか?気候変動の影響の特徴。それに対する対策、「気候変動適応策」を自治体、企業、個人の立場から考える必要を紹介しいただきました。

加藤氏からは、「緑の適応策」として、多様な緑の機能が気候変動適応策としても注目されている視点から、 森林域に地上レーザーを導入して森林の正確な3次元データを取得する方法及び自然災害地の 被害状況を高精度に評価する手法など、最新の森林モニタリング技術等を紹介していただきました。